日ごろ扱っているコットンの源流を知ろうってことで、春からHARVEST(ハーヴェスト)さんと進めている綿花の栽培。
5月の末にポット植えした種子が発芽して育ち、そろそろ地面に植えられそうだということで、ココチヤスタッフを動員してお手伝いに行ってまいりました。
ひと月で育った綿花の苗木
5月28日に種植えしたポット。1ヶ月ほどでこんな苗木になりました。
双葉にまだ綿毛がついている!
種を覆っていた綿毛がこんな感じに。種子を守ってたんですね。
なんかカワイイなー。
こちらは日本古来の和綿。ハーベストさんで育て始めて3代目にあたります。
そしてこちらが今城メリヤスさんから譲り受けた洋綿。米国産の高級スーピマコットンを和歌山で育て続けて15年、その種子を受け継ぎました。この苗は日本16代目にして燕産初代ってことですね。
和綿よりもひと回り葉が大きい。そういや種子も一回り大きかったなー。
まずは畝立てからスタート!
今回は土田さんのご指導の元、畝作りから体験させていただくことに!
いつも貴重な体験を度々させていただき感謝です。
腕じゃなく体全体で耕すのがコツ。
ココチヤの魔女、意外な飲み込みの早さを発揮し畝作りを習得。かなりのスピードで5本もの畝を作ってしまいました。後日、筋肉痛に襲われたのは言うまでもありません。
植え付けの準備
続いて植え付けの準備です。
ポット内で苗と一緒に育った雑草を取り除く作業をしていきます。
地味ですが、このひと手間が大事。
いよいよ大地に植え付け
まずは畝の上に均等な間隔でポットを置いていきます。
畝に穴を掘り、ポットから取り出した苗を土ごと植えて行きます。
ポットの中でしっかりと根を張っています。
周りの土を被せてしっかりと押し固めます。
当然ですが、プロは手際が違う。一つひとつの動作が無駄なくカッコいいです。
アマチュアはゆっくりと丁寧に。
土田さんご夫婦&学生スタッフさんを交え、総勢7名で2時間かけて終了!
畝、ウネウネと曲がってんなー。
まぁ、これも手仕事の味ってことで(笑)
今後秋頃には一メートルほどの高さまで成長し、収穫できるようになるとのこと。
楽しみだなー。
ってなことで、大騒ぎしながら束の間の農業体験をさせていただきました。
当たりまえのことですが、コットンって農作物なんだなーと改めて実感。
またお手伝いをしながら逐一レポートしていきたいと思います。
以上、ココチヤ雑用のタロウがお送りしました。
綿花栽培のレポートは以下のページにまとめています。
よろしければ合わせてご覧ください。
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