バブアーのオイルリプルーフ・クリーニングを承ります

汚れと古いオイルを取り除くために、オゾン水を使って丁寧に水洗いをしていきます。

オゾン水は分解力が強いので、汚れ落としや除菌・消臭・カビ菌処理の効果があります。

汚れが落ちるまで繰り返して洗っていきます。

直射日光の当たらない風通しのいい場所でゆっくりと自然乾燥します。

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オゾン水による漬け込み水洗い以外にも、独自に配合した洗剤・オゾン水などを使用し何度も繰り返し丁寧に拭き上げることで汚れと古いオイルを取り除くことができます。

漬け込み洗いではボロボロになってしまうほど生地にダメージのあるご依頼品や、ご希望の場合のみこの洗浄方法での対応になります。

※手洗いクリーニングは、すべてのメニューにてオプションで追加可能です。その際は料金表右側の特別料金でのご案内となります。

※ご依頼品の生地の状態次第では通常料金をご希望であっても手洗いオプション料金を請求させていただく場合がございます。その際はメールにてご連絡差し上げますので予めご了承ください。

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カビの発生や汚れが特にひどい場合、奥に入り込んだカビ菌をクリーニングの工程をさらに数回重ねることで除去します。

表面にかなりカビが生えてしまったジャケットです。

オゾン水のカビ菌除去効果が機能し、カビの再度の発生を防ぎます。

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オイルが抜けたジャケットに再度オイルアップ（リプルーフ）を施します。

①バブアー純正オイルWAX Thornproof Dressingを湯煎して塗布していきます。/②ジップやインナーにオイルが付着しないようマスキングを施します。/③スポンジやブラシを用い、ムラが出ないよう丁寧に塗りこんでいきます。

一通り塗り終わったら一旦乾燥させ、オイルの塗りムラをチェックします。

塗りムラがあれば塗り足し、オイルの塊があれば均等になるように塗り伸ばしていきます。

ゆっくり自然乾燥した後、再度塗りムラのチェックをしながら馬下ブラシでブラッシングし、問題なければ完了です。

リプルーフにより撥水性が戻り、リプルーフを重ねて着込むうちに新品にはない味わいが増してきます。バブアーのワックスジャケットを長く愛用していくために、専門家による定期的リプルーフをお勧めします。

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ワックスジャケットを買ったけどオイルのベタつきが気になるという方。

オイルを除いて普通のコットンジャケットとしてサラッと着たい方。

オイルの滑りや光沢がなくなる分、色味がやや明るくなり軽い風合いになります。

オイルによる撥水効果は無くなります。

オゾン水で洗うことでオイルを除去し、消臭・防カビ効果をプラスします。

オイル抜きクリーニングの流れ

お客様からお預かりしたオイルドジャケットです。古いオイルの臭いがかなりする個体です。

オイルドコットンの洗浄においては洗剤やお湯は生地の傷みの原因となります。そのためリプルーフ時のクリーニングと同じく、オゾン水に漬けて押し洗いします。生地の傷みや縮みを最小限に抑えるため、ゴシゴシ洗ったりはせず、押し洗いのみで丹念にオイルを落としていきます。

生地に染み込ませてあるオイルや体積した汚れを押し出すように丁寧に洗っていきます。

古くなったオイルなどの汚れで水が濁っています。

一定程度洗ったら乾かし、汚れや臭いの落ち具合をチェック。汚れやオイルが十分い落ち切るまで洗浄→乾燥の工程を数回繰り返します。

洗浄が完了したら消臭剤を使用し、最後に熱をくわえて軽くシワをのばします。

オイルドコットンはアイロンのような強い熱や圧力を加えると生地が変質してしまうため、低温でじっくり時間をかけてシワをのばします。

施工前後のBefore Afterになります。

オイルが抜けることで全体的に明るくなります。今回の事例では普通のオイルドジャケットではなく、裏キルト仕様のマーチンデールというモデルになりますが、コットン部分の縮みもなく、たわみも発生しておりません。

元がかなり匂いの強かったご依頼品になりますので、これで安心してご着用いただけると思います。